異質攻守型のプレーヤーは、バック面に粒高ラバーを使用し、相手の攻撃をブロックしつつ、変化球でミスを誘う戦術を得意とする。このスタイルに適したブレードを選ぶ際には、以下のポイントを考慮すると良い。

 

1. ブレードの硬さと弾み

異質攻守型では、相手の強打をコントロールする必要があるため、過度に弾むブレードは避けた方が良い。適度な硬さと弾みを持つブレードを選ぶことで、安定したブロックと攻撃が可能となる。

 

2. ブレードの重量

軽量なブレードは操作性が高く、素早い反応が求められる異質攻守型に適している。しかし、軽すぎると打球の威力が不足するため、バランスの取れた重量を選ぶことが重要である。

 

3. ブレードの形状

異質攻守型のプレーヤーは、反転式のペンホルダーラケットを使用することが多い。例えば、バタフライの「パラドックス-R」は、前陣攻守に適した独自のブレード形状を持ち、精妙なブロックとスピードのある攻撃が可能な反転用ラケットとして知られている。

 

4. 特殊素材の有無

カーボンやアリレートなどの特殊素材が含まれるブレードは、反発力や打球感に影響を与える。異質攻守型では、これらの素材が適度に含まれたブレードを選ぶことで、攻守のバランスを保つことができる。

 

5. グリップの形状

反転プレーを多用する場合、グリップの形状や太さも重要な要素となる。手に馴染み、反転しやすいグリップを選ぶことで、プレーの精度が向上する。

 

 

これらのポイントを踏まえ、自分のプレースタイルや好みに合ったブレードを選ぶことが、異質攻守型の戦術を最大限に活かす鍵となる。

 

つまるところ、異質攻守型に適したブレードとは、適度な硬さと弾みを持ち、軽量で操作性に優れた反転式のペンホルダーラケットなのである。