【卓球ラバー講座】粒高と他ラバーの組み合わせ方って?
卓球戦術ノート「粒高と他ラバーの組み合わせ方って?」というお題に対する回答ページになります。粒高ラバーと他のラバーを組み合わせる際のポイントや、プレースタイルに応じた組み合わせ例について焦点を置き簡潔にまとめましたので、ラバー選びの参考になれば幸いです。

【卓球ラバー講座】粒高と他ラバーの組み合わせ方って?

粒高ラバーは、相手の回転を利用して変化のあるボールを返球できる特殊なラバーである。この特性を活かすためには、反対面に貼るラバーとの組み合わせが重要となる。

 

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組み合わせの基本方針

粒高ラバーは主に守備的なプレースタイルで使用されることが多い。そのため、反対面には攻撃的なラバーを選ぶことで、攻守のバランスを取ることができる。具体的には、以下のような組み合わせが考えられる。

 

フォア面:裏ソフトラバー × バック面:粒高ラバー

この組み合わせは、フォアハンドで強力なドライブやスマッシュを放ち、バックハンドで相手の回転を利用した変化球で揺さぶる戦術に適している。攻撃と守備をバランスよく行いたい選手におすすめだ。

 

フォア面:表ソフトラバー × バック面:粒高ラバー

表ソフトラバーは球離れが速く、速攻プレーに向いている。これをフォア面に貼ることで、前陣での速攻とバックハンドでの変化球を組み合わせた戦術が可能となる。前陣速攻型の選手に適した組み合わせである。

 

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プレースタイル別の組み合わせ例

プレースタイルに応じて、粒高ラバーと他のラバーの組み合わせを工夫することで、戦術の幅を広げることができる。以下に、いくつかの組み合わせ例を紹介する。

 

守備型選手の場合

フォア面にコントロール性の高い裏ソフトラバーを貼り、バック面に粒高ラバーを組み合わせることで、安定した守備と変化のあるカットを繰り出すことができる。この組み合わせは、相手のミスを誘発しやすい。

 

攻撃型選手の場合

フォア面にスピード性能の高い裏ソフトラバー、バック面に粒高ラバーを組み合わせることで、強力なフォアハンド攻撃と変化のあるバックハンドブロックを使い分けることが可能となる。攻撃的なプレースタイルを持つ選手に適している。

 

オールラウンド型選手の場合

フォア面にバランスの良い裏ソフトラバー、バック面に粒高ラバーを組み合わせることで、攻守両面で柔軟なプレーが可能となる。多彩な戦術を展開したい選手におすすめの組み合わせである。

 

このように、粒高ラバーと他のラバーの組み合わせは、プレースタイルや戦術に応じて選択することが重要である。自身の特徴や目指すプレーに合わせて最適な組み合わせを見つけることで、試合でのパフォーマンス向上が期待できる。

 

「粒高ラバーと他のラバーの組み合わせは、プレースタイルや戦術に応じて選択することが重要です。」ということがわかっていただけましたか?

 

ちなみに、実際に複数の組み合わせを試してみることで、自分に最も合った感触を得られることがあります。練習時に異なるラバーの組み合わせを試して、最適なものを見つけてみてください。