卓球で相手の強打を受け止めるブロック。しかし、思うように決まらないことも多い。その原因として、以下の点が挙げられる。
ラケットの握り方
強すぎるグリップ
ラケットを強く握りすぎると、手首や腕の柔軟性が失われ、微妙な調整が難しくなる。適度な力加減で握ることが重要だ。
体の動き
体全体の動きの欠如
ブロック時に腕だけで対応すると、正確性が欠ける。体全体でボールに向かい、適切な位置取りを心掛けるべきだ。
タイミング
ボールを捉えるタイミングの遅れ
ブロックはボールの頂点を捉えるのではなく、バウンド直後の早いタイミングで行うことが推奨される。これにより、相手に反応する時間を与えず、効果的な返球が可能となる。
ラケット角度の調整
スピンへの対応不足
相手のスピンに応じてラケットの角度を調整しないと、ボールが浮いたり、ネットにかかったりする。スピンの種類を見極め、適切な角度でブロックすることが求められる。
手首の使い方
手首の過度な動き
ブロック時に手首を過度に使うと、安定性が損なわれる。手首は固定し、腕全体でボールを捉える意識が必要だ。
このように、ブロックが入らない原因は多岐にわたる。基本的なフォームやタイミング、ラケットの握り方などを見直すことで、改善への道が開けるだろう。
「ブロックが入らない原因として、ラケットの握り方や体の動き、タイミングなどが影響している」ということがわかって頂けましたか?
ちなみに、ブロックの精度を高めるためには、定期的な練習とともに、上級者のプレイ動画を参考にすることも効果的です。以下の動画では、卓球のレジェンドであるワルドナーやファン・ジェンドンのブロック技術が詳しく解説されています。ぜひご覧になって、実践に役立ててください。