【卓球用具規定】試合中にラバーが破損したら?
卓球戦術ノート「試合中にラバーが破損したら?」というお題に対する回答ページになります。ラバー破損時の対応、試合への影響、ルールに基づいた行動などに焦点を置き簡潔にまとめましたので、トラブル時の参考になれば幸いです。

【卓球用具規定】試合中にラバーが破損したら?

卓球の試合中にラバーが破損することは滅多にないが、万が一そのような事態が起こった場合、どう対応すべきか知っておくことは重要だ。ラバーが破損した状態でプレーを続けると、パフォーマンスの低下だけでなく、ルール違反になる可能性もあるため注意が必要である。

 

試合中にラバーが破損した場合、選手は審判に状況を説明し、新しいラケットに交換する許可を得る必要がある。ただし、この新しいラケットは、試合開始前に審判に提示して登録されたものに限られる。試合中にラバーを貼り直す時間は与えられないため、予備のラケットを準備しておくことが不可欠だ。

 

一方で、ラバーが破損しても気付かずにプレーを続けた場合、ボールの挙動が不規則になる可能性がある。これが相手に不公平な影響を与えると判断された場合、審判の裁量で試合が一時中断されることもある。また、ラバーの破損が意図的であった場合は、スポーツマンシップに反すると見なされ、ペナルティが科される可能性がある。

 

予防策として、試合前にラバーの状態を確認し、ヒビや剥がれがないかをチェックすることが大切だ。ラバーが古くなっている場合は、試合に臨む前に貼り替えておくと安心だ。また、試合中にラケットを台にぶつけたりしないよう注意することも、ラバーの破損を防ぐ基本的なポイントだ。

 

つまるところ、試合中のラバー破損は予期せぬトラブルだが、事前準備やルールの理解があれば冷静に対応できる。規定に従って迅速に行動することで、試合をスムーズに再開できるのだ。

 

「試合中にラバーが破損した場合は審判に報告し、登録済みの予備ラケットに交換する必要がある」ということがわかって頂けましたか?

 

ちなみに、ラバーの寿命を延ばすには、専用の保護シートやケースを使用することがおすすめです。また、試合後はラケットを湿気の多い場所に放置せず、風通しの良い場所で保管することで、ラバーの性能を長く保てますよ!