【卓球サーブ講座】サーブの種類と使い分けのポイントとは?
卓球戦術ノート「サーブの種類と使い分けのポイントとは?」というお題に対する回答ページになります。サーブの基本的な種類、各サーブの特徴、効果的な使い分けのポイントなどに焦点を置き簡潔にまとめましたので、サーブのバリエーションを増やしたいという人の参考になれば幸いです。

【卓球サーブ講座】サーブの種類と使い分けのポイントとは?

卓球において、サーブは試合の主導権を握るための重要な要素である。多彩なサーブを駆使することで、相手のリズムを崩し、有利に試合を進めることが可能だ。ここでは、代表的なサーブの種類とその使い分けのポイントを紹介する。

 

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サーブの種類

ロングサーブ

相手コートの深い位置に速いボールを送り込むサーブ。スピードと威力で相手の反応を遅らせることができるが、強打で返されるリスクもある。

 

ショートサーブ

相手コートで2バウンド以上させる短いサーブ。相手の強打を防ぎ、細かなプレーに持ち込むことができる。ただし、相手にチキータなどの技術で攻められる可能性もある。

 

下回転サーブ

ボールにバックスピンをかけ、相手のネットミスを誘うサーブ。レシーブ時に持ち上げる力が必要となるため、相手のミスを誘発しやすい。

 

横回転サーブ

ボールに横回転を加え、左右に曲がる軌道を描くサーブ。相手のレシーブを乱し、返球を予測しにくくする効果がある。

 

ナックルサーブ

無回転に近いサーブで、相手に回転の判断を誤らせる。見た目と実際の動きにギャップが生じ、相手のミスを誘うことができる。

 

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サーブの使い分けのポイント

相手の弱点を突く

相手の苦手なコースや回転を見極め、それに合わせてサーブを選択する。例えば、バックハンドが弱い相手には、バック側へのショートサーブが有効だ。

 

試合の流れを変える

相手がこちらのサーブに慣れてきたと感じたら、サーブの種類やコースを変えてリズムを崩す。例えば、ショートサーブを多用した後にロングサーブを混ぜることで、相手の意表を突くことができる。

 

自身の得意技と連携させる

自分の得意なプレーに繋げやすいサーブを選ぶ。例えば、フォアハンドの強打が得意であれば、相手の返球が浮きやすい下回転サーブを使い、3球目攻撃に繋げる戦術が考えられる。

 

サーブのリズムを変える

同じサーブでも、トスの高さや打球のタイミングを変えることで、相手のタイミングを外すことができる。これにより、相手のレシーブミスを誘発することが可能だ。

 

 

 

このように、サーブの種類とその使い分けを工夫することで、試合を有利に進めることができる。日々の練習で多様なサーブを習得し、実戦で効果的に活用してほしい。

 

「サーブの種類と使い分けのポイント」について理解していただけましたか?
ちなみに、サーブの質を向上させるためには、定期的に自分のサーブを動画で確認し、フォームや回転のかかり具合をチェックすることが効果的です。ぜひ試してみてください。